移動する人はうまくいく 新版・移動力を読んだ
話題書になっていたので気になってきた本。
本要約YouTubeで紹介されていたり友人が読んでいたので満を辞して読んでみた。
極論が多いがおもしろく、為になった。
概ね、移動はいいよ!という内容なのだが
移動術など具体的なことは少ない(1章分くらい)印象を受けた。
印象に残った箇所を抜粋していく。
一部抜粋・要約
「やる人は100人に10人、続けるのは10人に1人。」
「環境→感情→行動」
人間の意思に頼ろうとするから行動を変えることができなくて、行動を変えられないから人生が変わらないということが全体を通して述べられている。
「移動すると見方が変わる」
「同じ環境にいるとストレスになる」
「退屈な人生に嫌気が差していると言いながら、同時に安定を求めてしまう」
人類の定住のデメリットを語りつつ、環境を変えないデメリットも語られる。移動することで広い視野が得られる。
「やりたいことがない子たちは、会社員、医療関係者、公務員になりがちだ。」
勉強ができる子がこれらを自動的に選択してしまっていると私自身感じる。
「日本のパスポートは世界一で、ビザなしで行ける国が1番多い。」
そもそも国によってパスポートに差があることを知らなかった。
「これからの時代はプロジェクト単位で仕事をしていく時代。」
「人生を豊かにするためにも、移動中の時間をどう使うかが重要になってくる。」
「すべてのやらなければいけないことの処理は移動中に可能になった。」
「私がインプットを重視するのは、私たちには人生を生きる上で地図が必要だからだ。」
「人生をうまくいかせるには、その他大勢から抜け出すことが重要になってくる。ベストセラーを読んでいるとその他大勢のままだ。ベストセラーを読むのではなくベストセラー作家が読んでいる本を読め」
「ルーツを辿るという行為が生きていく上ではとても重要」
「最善の選択ではなく選択を最高にする」
「都合のいい環境に飛び込み都合の良い未来との整合性をとる。」
「選択肢を増やすために知識と経験をアップデートする。…初体験をし続ける。…何かを決める時は知らないことややったことがないことを選ぶ。」
色々な本で初体験をすることが推奨されている。
「非生産的な時間を捻出するために効率を極める」
「いつもと違う通勤、通学路にする、時間帯を変える。毎日自分の当たり前を破壊していく。」
「最低でも年4回は海外、4回は国内へ。観光しなくても良い。一泊でもいい。月一回はホテル宿泊。」
これは夢をかなえるゾウでも言われていた。
環境を変えて自分を見つめ直す行為をするのだ。
「友人5人の平均年収があなたの年収と言われるように、どういう知り合いがいるかによって自分の現実が変わってくる。」
人間関係を移動しろってことだろうなぁ。
「役に立たなそうなことをやって、教養を身につける。」
「毎日10分でいいから生成AIに触れる」
「読書量と年収は比例する」
「好きなこと=過去の価値観だから、それをやり続けても人生は何も変わらない」
「海外からの情報は日本では高く売れる」
「見切り発車で始める」
会社員でいると選択肢が制限され、仕事内容や上司、同僚、時間、場所を好きにできないため、会社員は辞めて独立を早くしろ!と本全体を通して勧めてくる。
移動体質になるために
どのくらい移動をしていくかとか、移動時間にやるべきことをやるとかさらっと書いてあるけど、もう少し移動体質になるための方法、移動時間にやることを掘り下げて欲しかったなと思う。
- 持ち物をミニマルに軽量化する
ここから先は私が考える移動体質になるための方法を紹介する。
四角大輔さんの超ミニマル主義という本がおすすめだ。
服装、持ち物をミニマルに軽量化することによってフットワークが軽くなる。
デスクや頭の中を軽くすることで仕事効率が上がる。
家の中を軽くすることで引越しがしやすくなる。
ミニマリストと移動体質になることは相性が良い。
- 出先でできることを増やす
移動時間を有意義に使うために準備すべきことがある。
まずiPad miniを用意する。
iPad miniがあれば手帳、動画鑑賞、読書、ノート、勉強のための資料参照、仕事等できることの幅がグンと広がる。
iPadでもいいが、移動体質になるため荷物を軽量化するという点で私はiPad miniを推したい。
続いて、仕事の資料などをスキャンする。
移動中に資料を確認したり作業できるようになる。
これらのことをやってみると身軽になって移動体質になれることと思う。
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