両学長をはじめとして色んなYouTuberが西野亮廣さんの “夢と金”について取り上げていた。
おすすめの本であると。
気になっていたので読んでみた。
夢は金が尽きると終わる
夢を叶えるためにはお金が必要だ。
というシビアな内容がほとんどかと思ったら、
意外とそれはほんの数ページで
お金持ちが考えていること、お金持ちの生態についてメインで書かれていた。
以下、印象に残った箇所を引用する。
『クラウドファンディングの鬼門はオリジナルTシャツ』
確かにTシャツをプレゼントする企業とかって多いけど、いらないもんなー。
その割に製作費とか発送費とかかかると。なるほど!
『高価格帯の商品を減らしてしまうと 、お金に余裕のない人からもお金をとる必要がある 。』
『ラグジュアリーの売っている夢は認知度−普及度』
プレミアムとラグジュアリーの違いについて、興味深かった。
機能を売っているのか、意味を売っているのか。
『お金と時間には限界があり 、その資源の分配を考えた者が勝つ 。
見返りがある場所に正しく投資すること 。』
『どの商品を買っても機能は大体同じという世界線ではどの商品を買っても機能は大体同じなのだから 、誰から買うか? という基準が力を持つ 。』
日本人は職人気質だから先に技術を高めることに頭が行くけど、高得点まで取れているならさらに技術を上げるというのはナンセンスだ。
『ファンは安く買いたい人じゃなく 、応援したい人だ。』
わかる。BUMPのタオルとか安くなくていいもん。
応援したくて課金したいんだよね。
『富裕層をつかむのは惚れるサ ービス』
この説明ではホテルがあえてスマホの充電コードを部屋に用意せず、忘れてきたお客さんにホテルマンが貸し出したってエピソードなんです。
不便を作ることで惚れるポイントを作っている。
勉強になる。
『どうやってファンを作るか。応援シロが必要。』
『不便があるところにコミュニケ ーションが増え 、付加価値になる 。』
『海に沈んでいるお金の話 。石貨 。
石貨の所有者の移動を皆が記録しておけば 、“所有感 ”に価値が生まれる 。』
一度読んでおくと勉強になる一冊でした。
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